会津が誇る、こころ温まる郷土料理
会津には、雪国ならではの保存食文化や武家文化に育まれた、多彩な郷土料理が伝わっています。素朴でやさしい味わいの中に、長い歴史と人々の暮らしが息づいています。
旅の合間にほっと心なごむ、会津ならではの「おいしい伝統食」をご紹介します。
こづゆ
会津の“おもてなし”がつまった祝い椀
雪国・会津のもてなしの心を象徴する、祝いの席に欠かせない郷土料理。
干し貝柱からとった上品な出汁に、里芋・にんじん・きくらげ・糸こんにゃく・豆麩など、彩り豊かな具材をたっぷり。あっさりとしながらも深い味わいで、家庭ごとに具材の切り方や味付けに違いがあるのも魅力です。かつて武家文化の中で育まれた、会津ならではの“おもてなしの一椀”として親しまれています。
干し貝柱からとった上品な出汁に、里芋・にんじん・きくらげ・糸こんにゃく・豆麩など、彩り豊かな具材をたっぷり。あっさりとしながらも深い味わいで、家庭ごとに具材の切り方や味付けに違いがあるのも魅力です。かつて武家文化の中で育まれた、会津ならではの“おもてなしの一椀”として親しまれています。
にしんの山椒付け
ご飯も酒もすすむ、香り高い名脇役
会津では、海から遠い土地ながら保存技術を活かしてにしん文化が根付いてきました。
脂ののった身欠きにしんを、香り高い山椒の若葉とともに酢・醤油にじっくり漬け込んだ伝統料理。
ほのかな山椒の香りと爽やかな酸味がにしんの旨みを引き立て、ご飯にもお酒にもよく合います。初夏の味として家庭でも親しまれてきた、会津らしい一品です。
脂ののった身欠きにしんを、香り高い山椒の若葉とともに酢・醤油にじっくり漬け込んだ伝統料理。
ほのかな山椒の香りと爽やかな酸味がにしんの旨みを引き立て、ご飯にもお酒にもよく合います。初夏の味として家庭でも親しまれてきた、会津らしい一品です。
棒タラ煮
甘じょっぱさが染みわたる、雪国のごちそう
冬の保存食として受け継がれてきた、会津の冬を代表する郷土料理。
乾燥させたタラ（棒ダラ）を長時間かけて戻し、砂糖と醤油で甘じょっぱく煮込むことで、ほろりと崩れるほど柔らかく仕上がります。時間をかけて作るからこそ生まれる深い味わいは、お正月料理としても欠かせません。雪国の知恵と家庭の温かさを感じられる懐かしい味です。
乾燥させたタラ（棒ダラ）を長時間かけて戻し、砂糖と醤油で甘じょっぱく煮込むことで、ほろりと崩れるほど柔らかく仕上がります。時間をかけて作るからこそ生まれる深い味わいは、お正月料理としても欠かせません。雪国の知恵と家庭の温かさを感じられる懐かしい味です。
わっぱ飯
見た目も香りもごちそう。心ときめくわっぱごはん
杉の薄板で作られた「わっぱ」に、ご飯と山の幸・川の幸をのせて蒸し上げる、会津を代表する郷土料理。
鮭や舞茸、山菜など、四季折々の具材が香り豊かに調和し、蒸気でふっくら仕上がったご飯は格別。木製のわっぱがほんのり香りをまとわせ、見た目も美しく旅気分を高めてくれます。観光客にも人気の高い、会津の味覚を贅沢に味わえる一品です。
鮭や舞茸、山菜など、四季折々の具材が香り豊かに調和し、蒸気でふっくら仕上がったご飯は格別。木製のわっぱがほんのり香りをまとわせ、見た目も美しく旅気分を高めてくれます。観光客にも人気の高い、会津の味覚を贅沢に味わえる一品です。
天ぷらまんじゅう
一度食べたらクセになる“甘じょっぱ”名物
会津の祭りやハレの日に欠かせない、ちょっと不思議でクセになる郷土スイーツ。
甘いまんじゅうを天ぷら衣で包んで揚げたもので、外はサクサク、中はもちっとした食感が特徴。
ほのかな甘さと油のコクが意外にも相性抜群で、地元では醤油をつけて食べ、甘さと塩味が絶妙です。食べ歩きにもおすすめの会津名物です。
甘いまんじゅうを天ぷら衣で包んで揚げたもので、外はサクサク、中はもちっとした食感が特徴。
ほのかな甘さと油のコクが意外にも相性抜群で、地元では醤油をつけて食べ、甘さと塩味が絶妙です。食べ歩きにもおすすめの会津名物です。
会津の郷土料理を楽しめるお店
割烹 萬花楼
元祖輪箱飯 田季野
渋川問屋
会津桜鍋 鶴我会津本店
料理旅館 田事
鶴ヶ城会館・お食事処二の丸
手打ちそば･うどん徳一
桐屋・権現亭
